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熊野筆の歴史について

熊野筆の故郷 熊野筆の歴史について熊野町について
店主が色々な資料をもとに書いてみました。
わが故郷 熊野町の熊野筆に関係のある風景写真と熊野筆の歴史についてです。
少しでも熊野筆(熊野町)の事を知っていただければと思います。
熊野筆の歴史
伝統工芸熊野筆(毛筆)は、江戸時代末期からの歴史があります。
熊野画筆の製造は、第二次世界大戦後ぐらいから盛んになりました。
化粧筆の方は、もともと 大阪天美地方で生産されていたものです。
その技法と、熊野毛筆の技術を生かして、熊野化粧筆製造の第1次最盛期は、昭和30年に入ってからです。
熊野化粧筆が盛んになった理由の一つにアルマイト加工の化粧金具の技術が出来たからだという説もあります。

熊野化粧筆は、長い間、各化粧品メーカーの下請けとして、”化粧ブラシ”を製造してきましたが、近年、世界的にも”熊野化粧筆”ブランドとして有名になりました。
(写真:榊山神社)
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熊野筆塚(くまのふでづか)
榊山神社の境内に有る筆塚を中心部として、毎年秋分の日(9月23日)に、町を挙げての熊野筆まつりが開催され、筆塚の前で、筆供養が行われます。熊野筆に感謝の意を込め、動物の毛を使わせてもらった供養をふまえて行われます。

筆塚の筆跡は、元内閣総理大臣、故池田勇人氏によるものです。 (写真:筆塚)
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熊野盆地(くまのぼんち)
熊野町は、四方を海抜500m前後の山々に囲まれた標高230mの高原盆地に位置しています。

ゆえに、夏は涼しく、冬はわりと温かい町ですので、ある人は、熊野は広島の軽井沢と言う人がおられます。
交通の便の悪い熊野町は、農閑期には熊野筆作りをして生計をたてていました。
(写真:熊野盆地)
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熊野町郷土資料館(くまのきょうどしりょうかん)
熊野町の中心部にある郷土館は、大正時代初期の酒屋の建物です。
1階は明治:大正時代の古い民具と熊野筆作りの道具のほかに、昔の熊野筆問屋の様子が再現されています。
2階には、古文書、古書のほかに、郷土出身の書家の作品展示と郷土が誇る童謡作曲家の坊田かずま氏の遺品の展示が行われています。
(写真:熊野郷土資料館 外観)
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熊野筆毛筆元祖頌徳之碑(もうひつがんそしょうとくのひ)
熊野筆の製造技術を伝えたとされる井上治平、音丸常太の両氏の碑です。
(写真:毛筆元祖頌徳之碑)

1835年(天保5年)に佐々木為次(ささきためじ)という若者が摂津の国(兵庫県)有馬へ行き、4年間筆の作り方を学び1839年(天保9年)に熊野の地へ戻ってきました。
また、1846年(弘化3年)には井上治平(いのうえじへい)が広島浅野藩の御用筆司(ふでし・筆づくりの仕事をしている人)から筆づくりの技術を学び、同じ頃音丸常太(おとまるつねた)が摂津の国有馬で筆づくりの技術を学びました。

3人は筆づくりの技術を熱心に村人に教え、彼らの熱意と村の人々の努力により筆づくりは熊野の地に熊野筆が根付きました。

こうして広がった筆づくりが明治時代に学校制度ができたことにより、筆の需要が高まり筆づくりは産業として大きく発展しました。その結果筆づくりに関わる人は増え、たゆまぬ努力でより良い筆<熊野筆>が作られることになったのです。

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熊野筆まつり(筆供養とは)
「筆まつり」とは、
「筆まつり」
は、日本三筆のひとり嵯峨天皇をしのぶとともに、筆づくりの先駆者に感謝を込め、筆産業の発展と筆文化の継承を祈り、昭和10年に始まりました。
「筆まつりイベント」
:「筆供養」
筆の都・熊野町で産声をあげた筆は全国へ広がり、その役割を終えた筆は熊野町へ再び帰り、筆まつりで筆塚にて供養されます。
:「大作席書」熊野高校書道部は11:30頃からの書道パフォーマンス披露
メインゲストの書家の先生は14:00頃から、約20畳分の特殊布へのシンボル作品へ揮毫。

:「一万本の筆通り 筆の市」神社参道の両側に吊り下げられた一万本の筆通りと、熊野町を代表するメーカーがあらゆる筆を、年に一度の特価価格にて奉仕します筆の市
:「競書大会」自由参加の小中学生が掛け軸に挑戦!
:「彼岸船 筆おどり」会場公開披露は、14:45頃。
※時間帯は多少前後します。


熊野町最大のイベント熊野筆まつりで、筆供養が行われます。
筆供養は、使い古した愛着のある熊野筆に恩恵と感謝を込めて燃やし、筆を供養する行事です。
毎年、筆まつりの日に筆塚の前で行われ, 筆まつりとして筆塚の前で筆供養をするのは今年(2018年)で84回目になりました。

 
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